配送後に冷蔵庫が冷えない

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運搬後に庫内が冷えない場合は、一旦電源を抜き半日様子を見る。

冷蔵庫の配送後に庫内が冷えないというトラブルが稀にあります。

 

 

大きな見た目に合わず、冷蔵庫はデリケートな精密機器が使われている家電製品なので、輸送時の移動などのちょっとした振動や刺激で調子が悪くなることが少なくないのです。

 

 

運搬後に冷蔵庫が冷えなくなる場合のいちばんの原因はガスが抜けてしまうことです。

 

よく、エアコンはガスが抜けることがあると言いますが、冷蔵庫もエアコンと同じ現象が起こります。

 

もしもガス抜けが原因の場合は、コンセントを入れた時にブーンという音がしてファンが回ったりして、一見普通のような動きが見られます。

 

それなのになかなか冷えないということは、ガスが抜けている可能性が高いと考えましょう。

 

 

また、冷蔵庫の内部を冷やす為のコンプレッサーがしっかりと動作していない事も考えられます。

 

横倒しで輸送した場合に起こる症状で、気体を圧縮させる際に潤滑油として必要なオイルが、関係の無い配管に流れて行ってしまった場合、コンプレッサーが正常の動作を行えません。

 

 

 

まず、冷蔵庫が冷えていないようだと感じたら電源を抜いて、1日動かさずにしてみます。

 

 

一時的な不調の場合はこれだけでガスやオイルの状態が復旧することがあります。

 

 

設置後すぐに電源を入れずにガスやオイルが安定するまで、半日ほど電源を入れないようにしておくと安心です。

 

 

 

もしも1日放置しても治らない時には、メーカーに連絡をして修理の依頼が必要になります。

 

 

修理代金はだいたい3万円以上はかかることが多いようです。

 

この点はメーカーや型番によっても違ってくるので、見積もりをとるようにしましょう。

 

 

輸送後に冷蔵庫が冷えないことの原因が運搬方法にあると考えられたら、まずは依頼した業者にも連絡をするようにします。

 

業者が納得してくれれば、修理代金を払ってもらうことができます。

 

 

あらかじめ保険に加入している運送業者に頼んでおけば、このような時にもスムーズに対応してもらえる可能性が高いので、業者選びも慎重にしたいものです。