運送保険について

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保証は大丈夫?万が一の時のためにしっかりと確認を!

一般的な引越し業者や運送業者は、荷物を破損させた際の保証に備えて損害保険に加入しています。

 

運送業者が加入する保険は運送業者貨物賠償責任保険と呼ばれるもので、利用者が加入するものは引越荷物運送保険と呼ばれています。

 

 

一般的に引越荷物運送保険は任意加入の損害保険ですが、業者によっては見積金額に含まれていることもあります。

 

この場合加入を断ってしまうと申し込めないケースもありますので注意しておきましょう。

 

 

 

運送業者が加入している保険の保証限度額はおよそ1000万円程度です。

 

 

業者が加入する保険のため、こちらが保険料を負担する必要がありませんし、引越しを申し込めば自動的に保証が適用されます。
運送業者の場合では、個人的に50円程度を掛ける保険もあります。

 

 

保証の適用条件は、輸送作業中に起こった破損や紛失です。

 

輸送中や仮置き中、積み降ろしや荷造り作業中などに万が一破損か紛失が起こった場合に保証されます。

 

 

 

ただし、保険の適用範囲外の品物もたくさんあるので注意が必要です。

 

現金や金券類、貴金属などは破損や紛失してしまっても保険金は支払われません。

 

 

業者はいっさい責任を負いませんので、これら貴重品については自分で責任を持って保管することになります。

 

また、一部の高価な家財道具に関しては保証金額に上限が設けられている場合もあります。

 

さらに注意点として、業者が加入する保険は任意になっています。

 

 

強制加入の賠償責任保険には自賠責保険がありますが、これとは違って加入も解約も業者の自由なのです。

 

 

そのため、運送業者によっては保険に加入していないこともあるので注意しなければいけません。

 

保険に加入していない業者に配送を任せて荷物を破損された場合、保証が無いため利用者が直接損害賠償を請求する必要があります。